スミセラム弱アルカリ系は,幅広い粘度,中~低熱膨張率を持つ商品群で、ノズルからの連続吐出が容易なタイプ゚であり、狭い隙間への充填接着に有効です。
また、S-30系は硬化時300℃の温度を一時にかけても発泡することなく仕上がリますので量産設備に最適です。 ハロゲンランプなどのガラスとガラス・セラミックの接着に有効です。
容器を上下交互に分散してください。
上向きの状態で5分
下向きの状態で5分
上向きの状態で5分
ボールミル回転数を100rpm未満にて 4時間以内で回してください。
過度の回転を行うと遠心力による固液分離の恐れがあります。
沈降フィラーが均一に分散するまで混ぜてください。
長期間の保管および開封後の乾燥による乾燥固形分が混入しないように注意してください。
隙間に充填する場合は シリンジ、ディスペンサー等を使用し均一充填を行ってください。
接着面に100~200μ均一に塗布しすぐに張り合わせてください。
十分に脱脂した刷毛を使用し、100~200μを均一に塗布して下さい。
※粘度が高い場合は適度に水で薄めてください。
水を添加しすぎると極端に接着剤の粘度が下がってしまって使えなくなりますので、
水は少量ずつ添加して使いやすい粘度に調整してください。
スミセラムは加熱し水分を飛ばすことで硬化し、接着力が発現します。
本加熱 | |
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ステップ1 | |
S-30系 | 150℃×30分 |
備考 | 充填後すぐに加熱を行うことにより、クラックが発生しにくくなります。 |
予備加熱 | 本加熱 | |
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ステップ1 | ステップ2 | |
S-10系 S-30系 |
80℃×30分 | 150℃×30分 |
備考 | 充填後すぐに予備加熱を行うことにより、クラックが発生しにくくなります。 | 本加熱にて強固に接着力が得られます。 |
※予備加熱は発泡を防ぐために必要です。上記条件でも発泡する場合は予備加熱時間を延ばしてください。
※硬化に必要な温度と時間は接着対象物の形状、大きさにより差が有りますので良い条件を探してください。